大切な19の気づき

日常の生活の心の持ちようでお客様を大切にする心を育む方法

お客様の前で部下を叱るリーダー…。

これはその怒られているところを目の前で見せられるお客様にとっても嫌な光景です。

部下から信頼されるリーダーとしてすべきことは人前で叱るのではなく、
部下が輝ける舞台を作り、行動させてあげることです。

今回の記事では、部下をやる気にさせるリーダーとそうでないリーダーを描き、
リーダーの普段の考え方、あり方が組織に与える影響についてお伝えしていきます。

この記事を読み終えれば、あなたは部下に信頼されるリーダーとしての心のあり方が
明確になります。

アルバイトを叱るコンビニ店主と褒める店主の決定的な差とは

所のコンビニにゴルフの宅急便を届けに行った時のことです。

アルバイトを叱る店主

往復でお願いしますってお店の方にお願いして、
出された用紙に届け先を書き終えようとした矢先、
店長がその用紙を見て、

「お客さんが往復って言ってるのにこの用紙は片道用じゃないか。何度言ったらわかるんだ!」

って私の目の前でアルバイトの子を厳しく叱りはじめたんです。

今にも泣き出しそうで悲しそうなアルバイトの子をみて、自分もとても悲しい気持ちになりました。

アルバイトを褒める店主

別のコンビニに入ったときに、
ディスプレイとか手書きのPOPが季節感にあふれとても素敵だったので、
お金をお支払いする時に、ディスプレイ素敵ですねって話したら、
レジをしていた店長が

「ちょっと待っていただいていいですか?」

って、二人のアルバイトの子を呼んできて、
この二人が飾り付けをしてくれたんですって嬉しそうに私に紹介をしてくれ、
お客さんにほめてもらってよかったねって、すごく喜んでくれたんです。

そのお店は飾りつけが素敵なだけでなく、お店の雰囲気がとっても明るくて、
アルバイトのみなさんの笑顔もとっても素敵で、すっかりそのお店のファンになり、
近くに来たらこのお店で買い物をしようと決めてるお店です。

お客様を大切にする心とは、まさしくお客様を気遣うおもてなしの心なんですよね。

誰に対しても謙虚で礼儀正しい人とそうでない人との決定的な差とは

客様を笑顔でお迎えしようって朝礼でいくら復唱しても、
店長がアルバイトを叱り飛ばしていたのでは、
お客様の前で笑顔で心からのおもてなしはできないと思います。

従業員同士が明るい笑顔で挨拶し、励ましあって働いて、
店長のねぎらいの言葉が聞ける店舗は、
同じ商品を扱っても売り上げが全然違うんです。

それともうひとつは、日常の心の持ち方が、お客様を大切にする心を育むんですね。

満員電車でお年寄りが前に立ったときに、席を譲らず寝たふりをする日常の中から、
本物のおもてなしの心は発揮できないと思います。

受付嬢から、どんな立派な肩書きの人でも、
受付に座っていると手に取るようにその人の人柄がわかるんですっていう話をよく聞きます。

誰に対しても謙虚で礼儀正しい人。

自分より立場が下の人にはとっても横柄な人。

「お客様」と呼んでいただけるお客様になりたい

は、お客様と呼んでいただけるお客様になれたらいいなって思います。

お金を出して買ってやるじゃなくて、
お客様と大切にしていただけるようなお客様になれるよう心がけたいなって思います。

先日タクシーに乗った時の出来事です。

行き先の地図を運転手さんに見せて、この辺りは地元ですから大丈夫ですって確認をとって
二人でタクシーに乗り込んだんですけど、
目的の場所の近くまできてなかなか目的の場所に行き着けづに、
ぐるぐるぐるぐる住宅街の路地を走りまわって、
会合の時間に遅れそうになってきたので、一緒に乗った同僚が

「場所がわかるって言ったのにいつまで走り回ってるんだ!」

って怒りはじめたんです。

もちろん運転手もそんなことは百も承知で必死で車を走らせているんですけど、
いっこうに目的地に着くどころか、見たような同じ道を何度も行ったり来たりしてるんです。

私は運転手さんにこう言ったんです。

「運転手さん、一生懸命探してくれてありがとうございます。
その一生懸命さに私はもう十分満足しました。
今日はもうあきらめますので、乗った駅まで乗せて帰ってもらえますか。
もちろんお金はちゃんと払います。一生懸命探してくれてありがとう」

って、笑顔で話したんです。

すると運転手さんは、頑張らせて下さいって、車を止めて、
道を聞こうにも人通りがないものですから、
車からかなぐりおりて何軒もの民家に必死に道を聞きはじめたんです。

料理をいただいたら、おいしかったですって一声お礼を言えるお客様になりたい。

素敵なお客様になれるよう心がけ、日常の生活の心の持ちようで、お客様を大切にする心を育みたいと思います。

まとめ

かがでしたか。

結局、普段の心の在りよう、普段の人との接し方が仕事にも通じてきます。

リーダー自らが謙虚に、礼儀正しく、人に優しくなければ、部下も当然そうなれません。

リーダー自らが率先して、見本を見せ、普段から、心の底から相手を思いやる。

この姿勢が、部下に良い影響を与え、チームとして顧客第一主義が
育まれていきます。

人に優しい会社、人に優しい人間でありたいものです。

小さな行動から始めよう!

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