挨拶もしない人には、こちらも挨拶なんてするものか!
って普通はこう思ってしまいがちですよね。
このような日頃よくありがちな行動を捉えてどう考えるか…。
その考え方が人生にどのような結果をもたらすことになるのかを
この記事ではお伝えしていきます。
あなたがこの記事を読み終えると、人に優しい信頼されるリーダーの最初の一歩が
理解できるはずです。
虚勢を張る自信のない私の姿
母はいつも「人間は謙虚じゃなくてはだめだよ」って、私に諭してくれます。
実は私は驕りを持つことなんかできないくらい自分に自信がなくて、
晩酌の時などに再々自分の自信のなさを家内や友に語っては慰めてもらってます。
そんな自分でも部下を前にすると、さも自分に自信があるように振舞っていた時期がありました。
今振り返ってみると、自分に自信がないのを悟られないようにと背伸びして
虚勢を張って威張っていたように思います。
自分の弱さが虚勢を張る態度に出てたんだと思います。
無視するおじさんに挨拶をする母
母がいきつけの病院で、すごいお金持ちでいつもむすっとしてて、
患者さん同士で毛嫌いされてる人に、おはようございますって笑顔で声をかけたら、
ふんって感じで無視されたそうです。
でも、会うごとに笑顔で挨拶してると、
そのむすっとしたおじさんが挨拶を返してくれたそうです。
それから今は笑顔で色んな話を持ちかけてくれるようになったという話を聞きました。
驕っていた自分に気づく
その話を母から聞いて、わが身を振り返ってみました。
犬の散歩の時におはようございますって笑顔で挨拶したのに無視され、
なんで俺が挨拶してるのに挨拶を返してこないだ。
もう二度と挨拶なんかしてやるものかと思ったことがありました。
母の話を聞いて、以前無視された人に、散歩ですれ違うたびに笑顔で挨拶してると、
今では満面の笑みで挨拶を返していただけるようになりました。
いつもむすっとしてるおじさん、挨拶しても無視する人。
でもよくよく考えてみると、自分だって挨拶したのに無視された。
プライドが傷つけられた。
そんないやな経験から自分自身も心が閉ざされていき、
二度と自分から挨拶をしてやるものかという自分になっていってる。
自分の弱さが虚勢を張る態度に変容してしまってる。
自分は何様のつもり?
一度挨拶を無視されたから、俺も無視してやるって、
俺様の挨拶をっていう驕りの気持ちが根底にあったんだということに気がつきました。
気づいたあとに自分に起こった具体的な変化
それに気づいてから、部下との接し方も変わっていきました。
今は、自分の意見を言って、それに対して、入りたての新入社員の反対意見でも、
あ、その意見いいね~って素直に受け入れることができるようになりました。
取引先にトップセールスに行った時も、自分の実力をアピールするどころか、
とにかく相手の話を親身にを聴くことができるようになりました。
あんたとお付き合いしてて、
「俺も肩書きでなく、浅井さんという人と、一人のヒトとして長いお付き合いにしたいって気になったよ」
と言っていただけた時はほんとに嬉しかったです。
何年も前にお付き合いがあって、今は転勤で直接仕事の繋がりがないたくさんの人から、
友として色んなお誘いをいただけるのは、本当に嬉しいです。
最近、プライベートの友人からも色んな相談を持ちかけられます。
「深夜2時、3時に、こんなに遅くてごめんなさい。
もし気がついたら連絡いただけますか?」
ってメールをいただいたりすることもあります。
もちろんそんな深夜に相談となればよほどの悩みだろうと、
気がつけばガウンを着てかけつけます。
しかし、そんな深夜、他の人に相談するのでなく、
適確なアドバイスも持ち合わせてない頼りない自分に、
なんで相談してくれるのって聞いたら、
浅井さんは親身になって相談に乗ってくれるからって返事が返ってきて、
ハっとしました。
肩書きでなく驕りの心を捨てて、
心を素直に開いて人と接することが少しづつできるようになって、
仕事もプライベートも、ほんとに充実し楽しくなってきました。
母の教えに感謝してます。
まとめ
いかがでしたか。驕りに気づいたあとに起こった具体的な変化。
それはやがて「仕事もプライベートも本当に充実し楽しくなる」という結果をもたらしました。
ここまでの記事を読んであなたはどう感じましたか?
これまでの人生を見つめ直して、あなたがこれから出来ることを
想像して是非行動してみてください。
過去と他人は変えることは出来ませんが、
未来とあなた自身は今スグここから変えることが出来ます。
全てはあなた次第です。
小さな行動から始めよう!
コメント欄にこの記事の感想とあなたがこの記事を読んで
どう行動しようと思ったのかを具体的に
書いてみてくださいね。