19の気づき最後の記事は、駅伝選手の娘から学んだ大切なことです。
この記事はあなたのこれからの人生において何らかのお役に立てるはずです。
何度もお読みください。
駅伝選手の娘から学んだこと
娘が高校時代駅伝をやってまして、高校1年生の時にいいタイムが出たので、
東京都の代表校の選手として京都で開催される全国高校女子駅伝に、
選手として走ることができました。
それはもう親としては嬉しくて、喜び勇んで京都に応援に行きました。
会場に到着すると、そこは全国大会特有のぴ~んと張り詰めた熱気にあふれかえってました。
1年生の娘に「お付き」と称して、
選手に選出されなかった2年生の先輩と3年生の先輩がサポートについてくれてました。
2年生の先輩は娘が本番前に沿道を試走する時に、
タオルとかスポーツドリンクなどを持って併走してくれてました。
3年生の先輩の姿は・・・12月27日の底冷えのする京都。
会場の広場に仮設トイレが設置され、女子トイレには長蛇の列ができてました。
3年生の先輩は、そのトイレ待ちの長蛇の列の中にいました。
寒さに震えながら順番待ちをし、順番がくると自分はトイレをせずに
また長蛇の列の一番後ろに並び換え、
試合がはじまるまでの2時間以上もトイレの順番待ちをしてるんです。
何故自分はトイレをしないのに、何時間も寒い中をトイレの順番の列の中に?
聞くと、その先輩は、1年生の娘がトイレに行きたくなった時に、
待たずになるべく早くトイレに行かせてあげようという想いで、
順場待ちをしてくれてるというんです。
その言葉を聞いたときに思わず目頭が熱くなりました。
そして1年生のためにトイレの順番待ちをしている、3年生のご両親が、
見守るように一生懸命わが子の名前をつぶやきながら応援されてる姿が目に入ったとき、
心の中でありがとうございますと何度もつぶやきながら、
とめどもなくなく涙がぼろぼろ出てしまいました。
娘は3年生になってキャップテンを命じられました。
練習に集まりが悪いとキャップテンである娘に監督の怒りが集中し、
ことあるごとにキャップテンが怒られ役だったようです。
しかし3年生でキャップテンでありながら、
いいタイムが出せなくて娘は選手になれませんでした。
全国大会の会場では、今度は私たち夫婦が女子トイレの長蛇の列の中に
寒さに凍えながら順番待ちをする娘を、一生懸命応援しました。
帰りの新幹線の中で、よく頑張ったね。
3年生最後の想い出に沿道を走りたかったろうにって娘につぶやくと、
娘は、
「お父ちゃん、走れなかったのは残念だけど、チームのみんなと助け合ってここまでこれたんだから、走れなかったのはたいしたことじゃないよ。ものすごくいい経験ができて嬉しい」
って、にこっと笑って答えてくれました。
娘は今、その時の経験を活かし身体の不自由な患者さんにリハビリをする仕事に、
やりがいを持って楽しそうに働いてくれてます。
娘よ、助け合うことの尊さを身をもって教えてくれて、ほんとうにありがとう。
まとめ
いかがでしたか。
普段の生活の中にリーダーとして考えさせられること、
信頼されるリーダーとして身につけておかなければならないことは
いくらでもあります。
常に周囲の人に関心を寄せ、小さなことを敏感に捉え、
そして相手の立場になって考え、行動する。
このあたり前のことが部下から信頼されるリーダーにはとても重要なことなのです。
小さな行動から始めよう!
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どう行動しようと思ったのかを具体的に
書いてみてくださいね。