最近の若者はチャレンジ精神がない…。
俺たちの時代はもっと積極的に挑戦したもんだ…。
こんな会話はいつの時代も繰り返されてきた言葉です。
本当に今の若者がチャレンジ精神がないのでしょうか?
この記事では、チャレンジ精神を育む秘訣についてお伝えします。
この記事を読み終えれば、あなたのチームやあなた自身が
何事にも前向きに明るく立ち向かえるようになれます。
今どきの若者はチャレンジ精神が不足している
さまざまな会合で、今どきの若者は内向き志向だ。
自分が傷つくことを恐れてチャレンジ精神がない。
そんな会話をよく耳にします。
私はその会話を聞きながら、
むしろ自分自身がチャレンジ精神がないといつも自己反省してしまいます。
どうすれば自分はもっとチャレンジ精神がもてるのだろうと考えてみました。
自分が興味がある映画が放映されてても、
ま、いいかって、すぐ行動に移せない自分がいます。
でも、今度の映画すごくいいよ~、一緒に付き合ってよって誘われると、
あまり興味がない映画でも、行ってみるかって気になりいそいそと出かけていきます。
いつも部下に失敗を恐れず、チャレンジしようって口では唱えながら、
チャレンジングに行動に移せない自分がいて、どうしたら、自分も、
そして仕事の仲間も失敗を恐れずにチャレンジできる集団になることができるだろうかと考えたとき、
あ、そっか、一人だと、こんなこと言えば周りの人になんて言われるだろう、
失敗したら怒られるから無難にしておこう。
そんなことを考えていては、行動に移せない。
チャレンジしやすい環境を作ろう
でもみんなで話し合って、みんなでやってみようってことになれば、
ひとりで悩むよりチャレンジしやすいよね。
そんな想いもあって、会社の中で色んなプロジェクトを作って
みんなで気楽にわいわい話し合う場を作りました。
結果は、すごい成果でした。
みんな楽しそうにいきいきと自分のアイデアを出し合って、
アイデアを出すだけでなく、気持ちがチャレンジングになると、
普段の仕事も前向きにチャレンジ精神が発揮されるのに驚きました。
半年後の発表会はものすごい盛り上がりで、アンケートをとったら
是非プロジェクトを継続して欲しいという声が大半で、今、次のプロジェクトが進行しています。
この変化を振りかえって、
失敗を恐れずチャレンジングなチームを作るポイントを自分なりに考えてみました。
チャレンジングなチームを作る3つのポイント
①気楽にみんな話し合える場をつくる
②失敗を恐れるなではなく、失敗という感覚自体をなくしてしまう
⇒売れるか売れないかとりあえずテストしてみよっかぁ
③覚悟を持って挑戦しろ⇒大きなテストなら大きな覚悟がいるが、小さなテストなら、覚悟がなくてもやれる
失敗を恐れるなといくら言葉で言われても、みんな失敗を恐れて行動できない中で、
言葉だけではなかなか動く気になれません。
もともと机上で考えて100%成功できる案があれば苦労しませんが、そんなものはない。
テストして、結果をみて、修正しての連続がよりいいものを生み出すことになるわけです。
ですから、ま、とりあえずテストしてみようという感覚が大切になってきます。
それと、1000店にテストしてみようとなれば、
いくらテストでもリスクが大きすぎて大きな覚悟が必要になります。
でも自分の担当してるお店2~3店でテストしてみよう。
そうした小さなテストであれば覚悟なしにトライできます。
小さなテストからPDCAを回して拡大しよう
うまくいかなかったら原因をプロジェクトのみんなで考え、
そして次のテストをし、
うまくいけば範囲を拡大する。
そうしたプロジェクトが支店内で現在15ほど進行してて、
プロジェクト同士の交流も盛んになってきました。
さらに嬉しいことに、社外の取引先を巻き込んだプロジェクトも増えてきて、
作り手と売り手が一体となったテストで知恵や喜びを共有し合い、
テストの精度も大きく向上してきたのは、ほんとに嬉しいかぎりです。
まとめ
いかがでしたか。
何事もうまく行かないのは、若者の能力が低下しているわけではないのです。
誰もが行動しやすい環境を作ってあげるのもリーダーの役割です。
小さなテストから初めて楽しく拡大していく。
これが今どきの仕事のやり方です。
あなたはこの記事を読んでどう思いましたか?
今の現状で何が出来ますか?
小さな行動から始めよう!
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どう行動しようと思ったのかを具体的に
書いてみてくださいね。